マーケットに居続ける長期投資のメリット iDeCo・つみたてNISAの実績と米国・先進国・新興国株式

2020年10月18日日曜日

iDeCo・つみたてNISA運用実績

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iDeCo(個人型確定拠出年金)・つみたてNISAの運用実績を簡単にまとめてみました。

積み立てている『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』・『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』・『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』の成績も確認しています。

iDeCo・つみたてNISAの運用実績

iDeCo・つみたてNISAの評価額と損益

iDeCoとつみたてNISAの成績

【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券 

前週末比は米国株式インデックスファンド(+0.48%)、先進国株式インデックスファンド(-0.17%)、新興国株式インデックスファンド(-0.37%)と、ほぼ変わらずでした(「IMFが世界経済見通しを上方修正」参照)。

その結果、前週末比の評価額iDeCo+9,319円つみたてNISA-2,473円でした。

持ち直し傾向にある世界経済-コロナ前の水準には達していないものの、今後も持ち直し継続へ-(PDF/岡三AM)

新型コロナウィルスの感染拡大とそれに伴う行動規制により落ち込んだ経済活動は持ち直しの傾向にあります。経済活動はコロナ前の水準までは回復していないものの、今後も持ち直しは継続するとみられます。
鉱工業生産、小売売上高、世界貿易量

コロナショックの爪あとは大きいですね。新型コロナの再流行などまた足踏みを余儀なくされ、マーケットが動揺する場面が出てくる可能性も否定はできないでしょうか。

それでも長期目線で世界経済の成長を信じるなら、株価が反落してもあせらず気長に回復を待つのが吉なのかもしれませんね。

長期投資のススメ ~「Stay Market」の重要性~(日興AM)

世界株式の投資期間別リターン、世界株式 過去およそ20年間の価格推移

日興アセットマネジメントは長期投資のメリットの一つとしてリターンの安定化をあげています。

世界株式の投資期間別リターン【左グラフ】を見ると、投資期間が長くなるほどリターンがマイナスになる割合が減少しています(1年間 約24% → 5年間 約14% → 10年間 約1%)。

世界株式の過去およそ20年間の価格推移【右グラフ】は、1.マーケットに居続けた場合と2.各年において日次リターンが最も高い1日(合計20日分)を除いた場合を比較したものです。

わずか20日分のリターンを取り逃した結果、運用成果はおよそ半分程度にまで落ち込んでいます。長期投資で粘り強く運用を続けることで短期売買による機会損失を避けられるなら、それも大きなメリットですよね。

マーケットが荒れ模様になっても冷静な判断力を保つためには、預貯金や生活防衛資金の備えも忘れないようにしたいです。


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)ほか運用実績

米国株式・先進国株式・新興国株式のチャート

下のチャートはインデックスファンドの過去2年間の基準価額の推移(2018年10月17日~2020年10月16日)です。

起点の基準価額を1万円に統一しています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)・同 先進国株式インデックス・同 新興国株式インデックスの基準価額の推移(チャート)

米国株式・先進国株式・新興国株式の騰落率

インデックスファンドの騰落率は下の表の通りです(2020年10月16日現在)。

コロナショックのあった調整局面の下落率は2020年2月21日~同年3月24日の数字です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)・同 先進国株式インデックス・同 新興国株式インデックスの騰落率

2020年10月16日現在の純資産総額は『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』1,747.18億円、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』1,306.78億円、『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』370.22億円です。

IMFは世界経済見通しを上方修正~予想を上回る回復がみられる~(日興AM)

IMF(国際通貨基金)は、10月13日に発表した最新の経済見通しで、今年の世界のGDP成長率を前回6月予測から0.8ポイント上方修正し、前年比▲4.4%とした一方、2021年の予測は0.2ポイント引き下げ、+5.2%としました。

主要国を中心に迅速な財政出動や積極的な金融緩和が行なわれたことなどから、世界経済は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴なう影響から回復に向かっているとの見方が示されたものの、パンデミックは続いており、多くの国が経済活動の再開を遅らせ、再び部分的な都市封鎖を行なうなど、依然として深刻な状況にあるとされました。
IMFの世界経済見通しと2020年の成長率予測の変化

先行きの不透明感がまだまだ根強いものの、世界経済の持ち直しの動きが続くことを期待しています。



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