ひふみプラスほか2019年3月SBI証券つみたてNISA人気ファンド比較6～10位 eMAXIS Slim 新興国株式、同 全世界株式（オール・カントリー）、同 国内株式（TOPIX）、ニッセイ日経225

2019年3月のSBI証券の月間積立設定件数ランキング（つみたてNISA）でベスト10のうち6～10位の投資信託について、特徴と運用実績を簡単にまとめてみました。

1～5位はこちらの記事をご覧ください。

つみたてNISAの概要については金融庁のWEBサイトで解説されています。金融庁のリーフレット（PDF）や「つみたてNISA早わかりガイドブック」（PDF）もわかりやすいです。

つみたてNISA人気ランキング6～10位（SBI証券）

SBI証券の月間積立設定件数ランキング（つみたてNISA）の6～10位は下記の通りです（2019年3月1日～同年3月31日）。

6位↓（前回3位）ひふみプラス
国内外の株式に選別投資

7位→（前回7位）eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
新興国の株式（大型株と中型株）に投資

8位→（前回8位）eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）
日本を含む全世界の株式（大型株と中型株）に投資

9位→（前回9位）eMAXIS Slim 国内株式（TOPIX）
国内の株式（TOPIX構成銘柄）に投資

10位→（前回10位）ニッセイ日経225インデックスファンド
国内の株式（日経平均株価採用銘柄）に投資

ひふみプラスほか特徴

資産クラスの近いものを先に並び替えています。

『ひふみプラス』は、長期的な将来価値に対して市場価値が割安と考えられる成長企業に選別投資します。直販の『ひふみ投信』と同じマザーファンドを通じて運用されています。

2019年2月末月報より

『eMAXIS Slim 国内株式（TOPIX）』は、東京証券取引所第一部に上場されている全銘柄を対象にした「TOPIX（東証株価指数）」に連動する投資成果をめざします。

2019年2月末月報より

『ニッセイ日経225インデックスファンド』は、東証第1部上場のうち代表的な225銘柄を対象にした「日経平均株価（日経225）」に連動する投資成果をめざします。

2019年2月末現在

『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』は、新興国の株式市場を対象にした「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」（円換算ベース）に連動する投資成果をめざします。

2019年2月末月報より

2019年2月末月報より

『eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）』は、日本を含む世界の株式を対象にした「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」（円換算ベース）に連動する投資成果をめざします。

2019年2月末月報より

2019年2月末月報より

今回取り上げた投資信託は外貨建資産の為替ヘッジは原則として行いません。信託期間はすべて無期限です。

ひふみプラスほか運用実績

下のグラフは過去およそ1年間（2018年3月末～2019年3月末）の基準価額の推移を比べたものです（起点の基準価額を1万円に統一）。

『eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）』は設定から1年未満のため同じ指数（「MSCI ACWI」）に連動する『全世界株式インデックス・ファンド』を代用しています。

基準価額の推移（月末ベース） 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

騰落率の比較は下記の通りです（2019年4月1日現在）。

2019年4月1日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません

つみたてNISAでは、ETF（上場投資信託）を除き、ノーロード（購入時手数料なし）です。

『ひふみプラス』の運用管理費用（年率）は純資産総額500億円までは税抜0.980％、500億円を超える部分は0.880％、1,000億円を超える部分は0.780％です。

世界経済の減速懸念などから軟調になっていた株式市場は反発しています。

参考記事

・アクティブ運用『ひふみプラス』『年金積立 Jグロース』つみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら？TOPIXや日経平均株価連動型のインデックスファンドとも比較

・eMAXIS Slim 国内、先進国、新興国株式をつみたてNISAで毎月1万円ずつ積み立てたら今いくら？

まとめ

つみたてNISAは長期（20年）の積立投資を前提としています。

長期投資のメリットとして保有期間5年より20年のほうが運用成果のばらつきが少なくなる傾向にあるようです。

過去の実績は将来の成績を保証するものではありません 出典：金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」6P https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/guide/index.html

人の心理として相場が好調なときほど強気になってもっと買いたくなり、不調なときほど弱気になって相場から逃げ出したくなってしまいますよね。

高値づかみや底値での投げ売りを防ぐには、分散されたポートフォリオに積立の設定をしたら、後は世界経済の成長を信じて、年1度のリバランスのとき以外は投資のことは忘れてしまうくらいの方がいいのかもしれません。

出典：金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」 4ページより http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/assets/pdf/tsumitate_guidebook.pdf

毎月一定の額でも積立を継続するなら、基準価額が下がっている時にはより多くの口数を購入することができます。

・ニッセイ外国株式ほか2019年3月SBI証券つみたてNISA人気ファンド比較1～5位 eMAXIS Slim 先進国株式、同 バランス（8資産均等型）、同 米国株式（S＆P500）、楽天・全米株式


・SBI証券「つみたてNISA取扱商品」株式とバランス型に分類し安い順に並替 楽天・全世界株、全米株もあり





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