ケープタウン(南アフリカ) |
「SMTインデックスバランス・オープン」や「世界経済インデックスファンド」と一部マザーファンドを共有している先進国株式、先進国REIT、新興国株式、新興国REITそれぞれのインデックスファンドの成績を確認してみました(2016年7月末現在)。
記事の最後に2017年4月のデータを追記しています。
投資信託の騰落率
2016年7月末現在 |
先進国では低金利の恩恵を受けて堅調だったREITで、株式の不調をある程度相殺できたことがわかります。
少なくともこの期間においては、REITを含まない「世界経済インデックスファンド」より、REITを含む「SMT インデックスバランス・オープン」のほうが分散投資の恩恵を受けることができたようです。
ただし、アメリカの利上げに伴い投資資金の流出が懸念されていた新興国では、過去1年においては株式と同じようにREITも値下がりしてしまっています。
投資対象国の少ない新興国REITマザーファンドの状況も合わせると、新興国REITへの投資を時期尚早と考える方がいらっしゃるのも、うなずけます。
SMTインデックスバランス・オープンのコンセプト
もっとも「SMT インデックスバランス・オープン」は、「世界経済インデックスファンド」と同様に、世界経済全体の発展を享受すべく先進国のみならず新興国にも幅広く投資しています。新興国REITへの投資も世界中の資産に満遍なく投資するというコンセプトに合致していると言えるのではないでしょうか。新興国REITも投資環境が整備されていけば対象となる国も次第に増えていくでしょうし、10年、20年先を楽しみにすべきなのかもしれませんね。
追記
2017年4月26日現在のデータは以下の通りです。
2017年4月26日現在 |
イギリスのEU離脱騒動の影響で相場が荒れ模様だった2016年7月末のデータに比べ、先進国、新興国とも株式インデックスファンドの騰落率は大きくプラスになっています。
上記の期間では、REITの騰落率は株式にくらべると見劣りする数字になっています。
その結果、REITを含む「SMT インデックスバランス・オープン」は、REITを含まない「世界経済インデックスファンド」に対して、やや控え目な成績になっています。
2016年7月末のデータと比べ、新興国REITにはギリシャ(通貨はユーロ)が加わっています(先進国から新興国に分類が変更)。
2017年3月末現在の月報より |
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