『iFree NYダウ・インデックス』の特徴や運用実績を『楽天・全米株式インデックス・ファンド』や『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』と比較してみました。
調整局面での基準価額の下落率とその後の上昇率も確認しています。
iFree NYダウ・全米株式・全世界株式の特徴
『iFree NYダウ・インデックス』(大和投資信託)は、米国を代表する優良30銘柄を対象とした「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。投資信託を保有中の運用管理費用(年率)は税込0.2430%です。
2019年8月末月報より |
『楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))』(楽天投信投資顧問)は、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーした「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用(年率)は税込0.1596%程度です。
2019年6月末現在(同年7月末月報より) |
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))』(楽天投信投資顧問)は、日本を含む世界の株式市場を対象にした「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
運用管理費用(年率)は税込0.2196%程度です。
2019年6月末現在(同年7月末月報より) |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 2019年6月末現在(同年7月末月報より) |
今回、取り上げた投資信託は為替変動リスクを軽減する為替ヘッジは原則として行いません。信託期間はすべて無期限です。
iFree NYダウ・全米株式・全世界株式の運用実績
下記のチャートは、後発の『楽天・全米株式インデックス・ファンド』および『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』設定来である2年弱の期間(2017年9月29日~2019年9月11日)で基準価額の推移を比べたものです。比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。
基準価額の推移 2017年9月29日~2019年9月11日 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
騰落率の比較は下の表の通りです(2019年9月11日現在)。
下落率は2018年10月4日~同年12月25日の数字、上昇率は2018年12月25日~2019年9月11日の数字です。
2019年9月11日現在 過去の実績は将来の成績を保証するものではありません |
人気の『楽天・全米株式インデックス・ファンド』や『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』に比べると影の薄い感のある『iFree NYダウ・インデックス』ですが、運用実績では両ファンドに見劣りしていません。
米国を代表するブルーチップ(優良企業の株式)に重点的に投資したいなら、『iFree NYダウ・インデックス』は依然として魅力的な選択肢の一つでしょうね。
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