トランプ候補が逆転 |
米世論調査でトランプ候補が逆転し株式市場が下落
アメリカ大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題が再燃したことで、共和党候補ドナルド・トランプ氏がクリントン氏を一部の世論調査で逆転した報じられました。大統領選の行方が不透明になったと見られて株式相場が下落し為替相場も円高に動いています。
もっとも、アメリカの大統領選は一般の有権者の投票による得票数でそのまま決まるわけではなく間に大統領選挙人を挟んだ2段階方式で、また多くの州で「勝者総取り方式」が採用されているため、依然としてクリントン氏が優勢であることに変わりはないようです。
イギリスのEU離脱投票でまさかの結果になったので大統領選の見通しに対しても疑心暗鬼になっているのかもしれません。
ニッセイ日経225インデックスファンド成績
まだ底を打ったわけではないですが、「ニッセイ日経225インデックスファンド」を年初から毎月積み立てた場合、先週末の10月28日からどれくらい評価額が下落したのか確認してみました。NISA(少額投資非課税制度)の枠が年間120万円なので1月から毎月10万円ずつ月初に積み立てたと仮定して、表の上段が2016年10月28日の基準価額をもとに損益を計算したもの、表の下段が2016年11月4日の基準価額をもとに損益を計算したものになります。
まとめ
トランプリスクによる基準価額の下落にともなって通算成績の評価額も先週末にくらべて3.09%ほど目減りしています。金額にして32,569円の減少ですね。もし年初に一括で100万円投資していたら通算成績は6万9千円強の赤字ですから(NISA枠いっぱい120万円投資していたら8万2千円強の赤字)、それにくらべれば積立投資の場合、まだ2万円ちょっと黒字を維持できているだけマシという見方もできるでしょうか。
余談になりますが、ニッセイアセットマネジメントは「<購入 ・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド」を平成28年11月21日(月)に設定すると発表しました。
運用管理費用は年率で税抜0.18%と、ニッセイ日経225インデックスファンド(税抜0.25%)よりさらに低コストになっています。
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